地域に根ざした取り組み

九州商品開発部は2016年度に設立された部です。催事、物流、商品開発の3つのグループで構成されています。催事グループは九州各県の名産品を紹介する「うまいものフェア」などのイベント企画、直営でできない業者企画、物流グループは産地からお客さまへの新たなルート開発、そして商品開発グループはイオン九州、マックスバリュ九州、レッドキャベツの九州のイオングループへ、九州の原材料や味にこだわったプライベートブランドを含む商品供給のための商品開発に取り組んでいます。今年3月には開発に約1年をかけた九州初のオリジナル商品「トップバリュとんこつラーメン」を発売し、2週間で2万個を超えるヒットになりました。試作を繰り返し、お客さまの試食をへて評価された自信作です。設立から1年がたちようやく取り組みの成果と今後の課題が見え始めてきました。
九州は農・水・畜産物の産地が豊富にあります。部員は月の20日近くは産地を訪れ、現地の方々と対話し、商品開発の可能性を探っています。いままでに各県の契約農家と提携してのオーガニック野菜づくり、ジビエ肉の販売、海のジビエと言われる宮崎県産フカをつかった商品開発等に取り組んできました。大分県と共同で開発した「赤採りトマト」は年間2億円を売り上げる商品に成長し、生産者さまの安定した生活に繋がっています。大事なのは開発にあたり、お客さま、産地、そしてそれを販売する店舗すべてに喜ばれることです。
地元の方々と協力しながら魅力のある商品とサービスをお客さまにお届けすること。それが地域に根ざすイオン九州の役割ではないでしょうか。お客さまからいただける「ありがとう」という最高の言葉のためにがんばっています。

現在九州各県で15件の契約農家と提携。環境にやさしい循環型農業で国のオーガニック基準を満たす野菜を生産・販売している。契約農家の数は長期的に増やしていく予定。

 

九州商品開発部の取り組み

おいしさは“土”から 農業を元気にするプロジェクト

九州力作野菜・果物プロジェクト

九州のイオングループと味の素(株)九州事業所と協力し、アミノ酸発酵工程で発生する有効副産物である「アミノ酸発酵菌体」を「九州力作堆肥」として土づくりにいかす「九州力作野菜・果物プロジェクト」を推進しています。お客さまにおいしさをお届けすることを目標に関係者全員で取り組んでいます。この取り組みは環境省の「平成26年度地球温暖化防止活動表彰」で環境大臣表彰を受賞しました。


アミノ酸発酵工程の有効副産物を利用した肥料

 

イチゴの低コスト海外輸出実現のための技術開発に協力

日持ちするイチゴ『恋みのり』を香港で販売

農林水産省委託事業にイオン九州、イオン香港、イオントップバリュ香港の3社が協力。日持ちするイチゴを船便で低コスト輸出し、日本産イチゴの海外での競争力を上げる試みに取り組んでいます。


大粒で日持ち性に優れた新品種イチゴ「恋みのり」

 

サステナビリティ(持続可能)な農業拡大に向けて

オーガニック野菜

国の基準を満たすオーガニック野菜は国内ではまだ0.2~0.3%ほど。イオン九州では2020年に向け、各県の契約農家とともに、安全・安心、環境にも優しい循環型農業の拡大に取り組んでいます。

 

九州の素材、味付けで新たな価値を創出

水産品

水産品グループでは、イオン九州とマックスバリュ九州の共同開発で、「現代の名工」と呼ばれる熊本の味噌職人がつくる『まぼろしの味噌使用 サバの一夜干し』を開発。ほかにも、フカやクラゲなど、これまで水産食品として価値がないとされていた素材に着目した“一人暮らしでも手軽に気軽に食べられる”刺身シリーズなど、新たな付加価値の創出で漁業者にもメリットになる商品開発に取り組んでいます。

 

九州各地の味と食文化を紹介

畜産品・デリカ

畜産品グループでは、沖縄県産粟国の塩を使用し、深煎りすることで、しっとりした食感と噛めば噛むほどうま味がでる『赤鶏タタキ炭火焼』を九州の食文化として開発。またデリカグループでは、マックスバリュ九州との共同仕入れを実施。
鹿児島県の黒酢を使ったお惣菜等、地域の食材を地域の調理方法で味わう商品開発に取り組んでいます。

 

地元イオンプロジェクト

 合言葉は、「九州力、発揮。」

「地元AEON PROJECT」は、九州7県が地元特有の資産をいかし共生している特性に着目し「九州力、発揮。」を合言葉に、九州にしかない価値を創造するプロジェクトです。具体的な取り組みとして、地元産品を通して生産者の思いを発信する「九州食べごろ物語」、九州地域の有効副産物を活用し、九州の農業を元気にするプロジェクトの「九州力作野菜・果物」、郷土の味を守り続ける全国各地の生産者とともに日本の食文化の継承を担う「フードアルチザン(食の匠)」の取り組みなどがあります。

大分県産 赤採りトマト

大分県の平地から高原地帯までの温度差をいかして栽培

種子島産 安納芋

種子島の太陽と土と人が育てあげた、洋菓子のようにしっとり甘い食感

佐賀県産 九州力作みかん

土づくりからとことんこだわり、独自の肥料でより甘いみかんの栽培に成功

鹿児島県産 養殖ブリ

海峡の早潮に揉まれたブリは脂がのり、引き締まった身がまた上質

宮崎県産 宮崎牛

やわらかな肉から染み出す甘みは、人の手が地道に育んだもの

熊本県産 レノンメロン

水の豊かな大地の中で寝かせることで甘みを引き出した逸品

鹿児島県産 黒牛

南国の大自然でのびのび育てられた黒牛は生産日本一を誇る

鹿児島県産 うなぎ蒲焼

清らかな地下水で育てたうなぎを、九州人好みのタレに絡め炭火で焼き上げ

 

地域プロジェクト

若い力とコラボレーション 九州に新しい価値を創造

高校生お弁当プロジェクト

若い世代が地元食材の魅力を発見し、発信していくため、イオン九州では九州各県の高等学校と手を組み、生徒たちが考案したレシピによるお弁当を制作・販売しています。学生らしい柔軟な発想とアイデアをいかして、外装・ネーミングにもこだわった商品を通して、お客さまに「地域の味」と「新鮮な気持ち」をお届け。イオン九州はこのプロジェクトを通して、地域食材の「新しい価値」創造のチャンスを広げていきます。

 

九州の“うまいもの”を紹介地産地消・地産域消を推進

県産フェア

イオン九州は、九州ならではの食材や食料品を中心に、その土地らしさを大切にした地場産品を取り扱う「うまいものフェア」を定期的に開催しています。九州内のイオンにて、各地の農産品、水産品、畜産品などを紹介し、販路拡大や知名度向上を図ることで、地域経済の活性化に貢献。また、郷土の食文化を継承するため、地域の優れた伝統技術を全国へ発信する「フードアルチザン(食の匠)」活動にも取り組んでいます。

 

ご当地WAON

ご当地WAONのご利用金額の一部を地域に還元します

「ご当地WAON」による地域貢献

イオン九州では、地域の発展と活性化に貢献するため、イオンの電子マネー「WAON」のご当地版を発行しています。九州エリアでは、九州全7県と地域包括協定を締結しており、行政との連携活動を強化し、新しいサービスの創造に努めていきます。全国どこでご利用いただいてもご利用金額の一部が地域活動に活用されます。

■2016年度の寄附金総額 46,056,743円 (※イオン九州・マックスバリュ九州の合計)