ダイバーシティ

ダイバーシティな職場作り~女性の活躍・子育て支援~

イオン香椎浜店で従業員教育を担当しています。第1子の産休に入るまでは加工食品を担当していました。第2子の産休と合わせて3年間の育児休暇から復帰したタイミングで今の職務に変更になりました。その時、本来であれば主任として活躍してもいい年代の私にキャリアを積ませたいという上司の想いを感じました。多数のメンバーで運営する加工食品グループとは違い、トレーナー業務は基本的には一人で担当します。責任も大きく、時間のやりくりも大変ですが、主人の理解と協力があり、なんとかがんばっています。
昨年度はダイバーシティ推進チーム活動として、働くママ6名+オブザーバー1名からなるスマイルママ・プロジェクトに参加しました。いろんな店舗、部署から集まった育児勤務者が、自社の制度を他社と比較したり、社員全員を対象に“働き方”のアンケートを実施したりしながら、育児勤務中の課題や解決策を話し合ったのですが、その結果、制度は十分整っているのに不満が出る原因は社員の意識にあるとわかりました。
アンケートの結果をもとに会社へ柔軟性のある働き方の提案をした結果、これまで1時間単位でしか作成できなかった勤務計画を、30分単位で計画ができる制度の改正につながり、プロジェクトの活動の成果を出せたと思います。ただ、恵まれた環境ではありますが、課長職以上の女性管理職の割合は会社の目標に届いていません。将来的には管理職を目指し、自分に続く女性社員の参考になるロールモデルをつくっていきたいと思っています。

お客さま満足の実現を目指して日々従業員の接客技術の向上に取り組んでいます。「福利厚生がしっかりしているので育児をしながら安心して働けます」という杉本さん。10月には3人目を出産予定。

 

会社の業績につながる実のあるダイバーシティの推進を

人事総務本部
執行役員人事教育部長兼
ダイバーシティ推進室長
工藤 洋子

2016年3月のダイバーシティ推進室発足後、まずは会社トップの意識改革から取り組みました。ファザーリング・ジャパンの「イクボス企業同盟」への加盟や、イオングループ実施の「イクボス検定」を管理職である課長職以上全員に実施し、目標であった全員合格を昨年達成しています。また、階層別に「経営者」「管理職」「管理職候補」「育児勤務者」「新入社員」の5つのプロジェクトチームを結成し、それぞれのチームにおける課題に取り組み解決策を見出す活動を続けてきました。女性活躍推進に関しては厚生労働大臣が認定する「くるみん」と「えるぼし3つ星」を九州の企業では初めてとなるダブル認定を受けました。また昨年6月にはイオンモール佐賀大和、今年4月にはイオン福岡東店内に「イオンゆめみらい保育園」を開園しました。
今年はより実践的にダイバーシティを推進するべく、プロジェクトメンバーや体制を一新し、職位や職種が異なるメンバーがチームで一つの課題に取り組むことで、問題解決型の活動を目指します。また、2020年までに女性管理職比率を25%まで増やすという目標を達成するため、女性の次期リーダー候補を対象とした「女性未来研修」も継続して行っていきます。
ダイバーシティの本来の目的は従業員一人ひとりの多様性を会社の変革のエンジンとすることです。今後はダイバーシティの意識をさらに浸透させ、性別、学歴、国籍、年齢に関係なく皆が活躍できるダイバーシティな職場環境を実現していきたいと思います。

 

女性の活躍推進と、子育てサポートの優良企業として

「くるみん」「えるぼし3つ星」ダブル認定

イオン九州は、2016年4月1日施行の女性活躍推進法にもとづき5月24日付で九州では初となる「えるぼし」マークを取得しました。当社は同法にもとづき定められた基準(採用・継続就業・労働時間等の働き方・管理職比率・多様なキャリアコース)のすべてにおいて基準を満たし、「えるぼし」最高ランクを取得しました。同じく5月には次世代育成支援対策認定マーク「くるみん」も取得しています。「女性が働きやすく活躍できる会社」、「日本一女性が働きたい会社」の実現を目指し、女性活躍推進に努めていきます。

「えるぼし」認定とは?
「女性が活躍している企業」として厚生労働大臣が認定。女性活躍推進法にもとづき、行動計画を策定し届出を行った企業のうち、一定の基準を満たした企業のみ受けることができます。評価は3区分。

「くるみん」認定とは?
「子育てサポート企業」として厚生労働大臣が認定。次世代育成支援対策推進法にもとづき、行動計画を策定した企業のうち、目標を達成し、一定の基準を満たした企業のみ受けることができます。

 

次期リーダー候補としてのステップアップを応援

女性未来研修

女性のキャリア意識向上とスキルアップを目指し、非管理職の女性を対象とした女性未来研修を実施しています。一般的に男性社員より自己肯定が低い女性社員に、必要な意識と能力を育てることが目的です。「今までの自分を振り返る」「自社を取り巻く環境を理解する」「リーダーの基本役割の確認から自分の今後を考える」という3つのカリキュラムで、将来の女性管理職育成に取り組んでいます。同時に、若い女性社員のロールモデルとなる女性管理職との交流の機会も積極的に提供しています。 

 

子育て従業員の活躍を支援

イオンゆめみらい保育園

出産・育児休暇からのスムーズな復職と、子育て中の活躍支援を目的とするイオングループの事業所内保育施設です。九州では、2016年6月、イオンモール佐賀大和に1園目、今年4月、イオン福岡東店内に2園目が開園しました。土日祝日・年末年始を含む毎日7:30~22:00まで運営。料金も曜日や時間帯に関係ない保育時間のみに応じた設定で、子育てをしながら働く従業員の金銭的・時間的負担を軽減します。イオングループの従業員だけでなく、テナント企業にお勤めの方、地域住民の方もご利用いただけます。

 

ダイバーシティな職場作り~キャリアと思考に合わせた人材育成への取り組み~

私は住居余暇販売課長として衣料品、食料品を除く、暮らしに必要な日用品を扱うグループの統括をしています。2017年度のダイバーシティプロジェクトチームが2月からスタートし、「イクメンプロジェクト」のリーダーに任命されました。メンバーは私と同じ子育て世代の男性4名と女性2名。男性の育児休暇制度を同じ境遇の社員全員に取得してもらうべく、意識改革に取り組んでいます。また、実際に休暇を取得しても育児に参加しなければ意味がないので、育休をどうすごすかも重要な要素だと感じています。男性の従業員は配偶者の出産後8週間の期間内に、10日間連続、または5日間2回の短期育児休職を取得することができます。今回第2子が誕生するのですが、妻と話し合い、1回目は上の子の世話、2回目を出産後八代で家族4人で暮らすための環境整備とお宮参りに使用することにしました。
育児参加には業務を定時に終わらせることが必須です。そのためには仕事の効率化が必要となってきます。“ライフ”と“ワーク”のバランスをとることは、仕事の生産性向上に繋がります。これは育児だけでなく介護世代にも共通するテーマだと思います。
将来は、若い世代もいっしょに会社の経営に参加していけるよう、よりダイバーシティな職場環境にしていければと思っています。

「毎日私が統括している売場を見回り、販促物などの期限切れがないかをチェック。本部や事業部からの指示を、店長とともに各売場の担当と調整していくのが仕事です。自分の休みで仕事が滞らないよう、周囲の負担を増やさないよう気をつけています」と相良さん。

 

働きやすい職場は管理職の意識改革から

ファザーリング・ジャパン主催のイクボス企業同盟に参加

イオン九州は、多様性を認め、経営にいかす「イクボス」の育成を通して、ワークライフバランスのとれた働きやすい企業となることを目指しています。

 イクボスとは?
職場でともに働く部下・スタッフのワークライフバランスを考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果も出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと。部下の育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努める。

 

2020年ダイバーシティ経営の実現に向けて

プロジェクトチーム

2016年度まではダイバーシティ推進体制の浸透を目標とし、その重要性を管理職に理解してもらう活動に取り組んできました。次のステップとして2017年度は従業員のマインド変革を新たな目標とし、全従業員がダイバーシティを理解して実践できるように、会社の課題に取り組むプロジェクトチームで活動を進めていきます。

 プロジェクトチームとは?
さまざまな立場のメンバーで構成された会社の課題を解決するためのチーム

 

〈ライフステージに応じたサポート〉日給月給の社員の場合

出産・育児や親の介護、定年後の働き方まで、ライフステージに合わせたさまざまな福利厚生制度が整っています。

 

キャリアアップ 〈キャリアデザイン〉

店舗での基礎業務から本社での統轄業務まで、個々の適性・能力・意欲に合わせた継続的なキャリア制度が整っています。